英語学習の最大のポイントは「できるだけ多くの英語の文章を覚えること」です。特に中学生は教科書の本文を覚えることが最も効果的な勉強法である、ということができます。教科書を覚えてしまえば、中学の場合はそれがそのままテストに出ることが多いので点数が上がるのは当たり前すぎるくらい当たり前な話です。

　しかし「英文を覚える」理由はそれだけではありません。もっと大きな理由は「多くの英文を覚えれば頭が英語になり、英語的な思考回路ができるから」なのです。

　音読・暗唱は昔から語学学習の王道であると言われています。その重要性を強調する優れた英語教育者は枚挙にいとまがありません。ガルバゼミでは、教科書の１ページを１年生は平均１０秒台、２年生は２０～３０秒台、３年生は３０～５０秒台で暗唱できるように指導し、ほぼ全員がそれをクリアーしています。「時間を競っても意味がない、時間はかかってもいいから正確に覚えなければ・・・・」とお考えの方も多いと思いますが、それは違います。正確に覚え、忘れないようにするためには適切なスピード感というものが必要なのです。人間は、短時間のうちに暗唱できるものほど正確に覚え、しかもそれを忘れないのです。

　そして、さらに筆記の練習が欠かせません。なぜならば、テストには「書いて」答えなければならないからです。いくら答えを知っていても、そのスペルを正確に書けなければバツになってしまいます。では、正確にスペルを覚えるためには・・・もちろん「書いて」覚えるほかはありません。漢字のテストの前には誰もが皆かならず「書いて」覚えます。「目と頭」だけでは決して覚えられないことを本能的に知っているからではないでしょうか。「漢字は手が覚える」ように、「英単語も手が覚える」のです。

　教科書を全部暗唱できて、それをほぼ間違いなく書けて・・・これでテストの点が上がらないはずはありません。

■授業が待ち遠しくなる？

 　テキストを覚えてしまうと、学校の先生の説明が面白いように理解できるようになります。 今まで、ともすれば無駄に過ごしていた時間が有効な時間に変わるのです。週に１度の塾の授業では学校の授業の代わりは決して出来ませんが、毎日の学校の授業をより有意義なものにする事は出来ます。それこそが最大の「塾効果」ではないでしょうか。先日入塾し、ガルバ式のトレーニング法で教科書の1ページを暗記してしまったT君は、帰りがけにぼそっと言いました。「明日の英語の授業が待ち遠しい」と・・・

■あなたの英語嫌いを１日で治してみせます。 

　英語が苦手な人に「わかり易く（と思って）」文法の説明をしても、少しも効果は上がりません。そればかりかもっと分からなくなってしまうのではないでしょうか。文法は重要ですが、それは単に「規則＝ルール」に過ぎません。英語のルールを日本語で覚え、それを一つずつ積み上げてもそれは日本語の勉強であって、英語の勉強ではないのです。英語の勉強をするのだから英語を覚えなければなりません。覚えた英文の数だけ英語が友達になっていくのです。

　ガルバゼミには「英語が苦手でどうしても好きになれない・・・」という生徒が、これまで何人も訪ねてきました。しかしその殆どは「その日のうちに」 目からウロコが落ちたように解決してしまいます。

■数学は解いて覚える科目です。どんなに分かり易い説明を聞いてもその時は分かったつもりになるだけで、次の日には忘れてしまっている・・・なんてことはないでしょうか。それでは本当の実力がついたとは言えません。本当の実力をつけるためには、何度も自力で問題を解いてみなければなりません。証明問題は何度も書き直して正しい答案の書き方を覚えなければなりません。作図は実際にコンパスと三角定規で書いてみて「手で」覚えなければなりません。計算は練習問題を自力で解いて、間違ったところを直すことで思考回路を修正していかなければなりません。自分の手で解いてみると「なるほど納得」ということがあるはずです。それこそが真の実力となるのです

　ガルバゼミでは、一方的に説明して終わりにするのではなく、生徒さんが自分の手で問題を解くことを主眼として授業を進めています。